非対面での取材と原稿制作

ここ数ヶ月のコロナウイルス感染拡大の影響で、対面取材が減りました。電話やオンラインによる取材が増えたほか、ヒアリングシートや資料からのコピーライティングやコラム制作のご依頼が中心になっています。家から一歩も出ることなく仕事ができる状況はとてもありがたいですね。

対面取材や電話取材の場合は、お相手の言葉に対して質問をしていくので、自然と話の内容が深まります。ただ、ヒアリングシートの場合はそうもいきません。質問に対して回答をいただいても、その回答が全てというわけではなく、掘り起こせばまだまだ魅力的な要素が残されている場合がほとんどです。

そのため、ヒアリングシートから原稿を作る場合は、いただいた回答に対してもう一度質問をさせてもらうことが多いです。「これはこういうことですか?」とか「なぜそのようにしているのですか」とか。すると、たいていは「これは読み手に響きそう!」と思えるこだわりが聞けたりするのです。

もちろん、質問されるお相手からすれば、もう一度パソコンの前に座って文字を打つという手間をとらせてしまうのですが。でも、その一手間で原稿の質が変わるなあと実感しています。

もし対面や電話でお話することが苦手でも、このような方法で原稿を作ることもできます。移動にかかる費用や電話代もかからないので、コストも抑えられますね。メールやチャットのやりとりだけで原稿制作を完結させたい方に、おすすめです。